2013年6月26日水曜日

テニスにおける胸部の筋肉について

下記に胸部にある3つの筋肉の役目を説明します。

大胸筋:腕を身体に引きつけることが役目になる。
小胸筋:腕を前方に押したり、伸ばすことを補助する。
前鋸筋:腕を伸ばす動きに関与する。

というわけで、
胸部の筋肉が強いことは、押す動きや腕をひきつける動きに役立ちます。

腕を伸ばしたり、引きつけたりを必ず行うテニスでは、
この部分のトレーニングは必ず必要な部分と言えるでしょう。

そして身体のバランスを考えると、同時に背部のトレーニングも必要です。

またテニスは利き腕を多く使用するので、身体のバランスの左右差も出てきます。
テニスというスポーツの特徴でどうしても差は出てくるでしょうが、
良いパフォーマンスの実現、ケガの予防を考えると身体の左右のバランスも少なくなるように
トレーニングをしていきたいところです。

そして、長時間の試合でもフルスイングや強打をしていけるようにしたり、
長時間良い姿勢をキープしていくためにも、筋肉の持久力も必要でしょう。

テニスにおいて胸部をトレーニングすることで、
筋力、筋持久力を向上させ
よりパワフルなパフォーマンスの実現、長時間の良いパフォーマンスの実現
につなげていきたいものです。

(参考:テニス解体新書)