2013年6月29日土曜日

ツォンガ練習風景 ストローク



本日は、ツォンガ選手の練習風景から感じたことを書いてみます。

ツォンガ選手のスタンスの広さを見てみますと、
ラリー中は肩幅の広さよりも少し広いぐらいの幅を常に保っています。
歩いているときの歩幅よりも大きいことが動画からもわかります。
少し広めにスタンスをとっても、リキみを感じさせないところを真似したいですね。

相変わらたくましい上半身を披露してくれています。
大胸筋も素敵ですが、後ろの筋肉の広背筋と棘下筋辺りでしょうか?
その辺りも凄そうな感じがします。
あまりプロ選手の裸を見たことないので(そりゃそーですが)、
比べる基準が私にはありませんが、ツォンガ選手は凄そうです。

広背筋は腕を後方や下方に引く筋肉、
棘下筋は上腕を外旋させるときの主力筋です。
 あれっ棘下筋はローテーターカフを構成するインナーマッスルの1つですね。
とすると、肩甲骨下あたりのモリっとしたように感じる筋肉は、
アウターマッスルの大円筋の可能性が高いですね。
大円筋も腕を後ろに動かす筋肉です。

サーブやフォアハンドストロークの爆発力、
バックハンドストロークのフォロースルーの力強さに
関わってきているのだろうと思います。

ストロークの打ち方に関しては、
腰のラインと、肩のラインがスイング中ほぼ同じように回っている様に見えます。
上半身と、下半身との捻りを凄くいれているようには見えません。
なので身体に負担がかからない打ち方と思います。

フォアハンドストローク中の右肘の形はやや曲がっている状態でいることがほとんどに見えます。
これも身体の仕組みを考えると、身体にとって負担の少ない状態にしていると思います。

ツォンガ選手の見た目の印象で真似できない感じがしますが、
身体の使い方はよいイメージになるかと思います。
以外に力がいらなくてすむフォームですよ。

5:26辺りの足の小技も見逃せないですね。
ジュニアがやるとコーチに怒られますかね、
  “日本の心”か“コーディネーション”ととらえるか?
コーチ、ジュニアそれぞれが理解していることが大切ですね。